2024年6月21日金曜日

ADWものづくりツアー「あさひかわ日本酒の造りてと酒米の作りて」を行いました。

先週末より開催をしています「あさひかわデザインウイーク(ADW)」では様々なイベントを通じて旭川の産業を発信をする一週間を迎えています。 6月20日からは旭川の物づくり産業の現場を診て頂くADWものづくりツアーが開催されます。今回、私どもが関わる旭川を代表する産業 「日本酒」と原料となります「酒米」がどれだけ地元蔵で使用されているのか、また、実際の現場を知って頂き関心を持って頂く事により、新たな飲み手を創る事に重きを置いたツアーを計画致しました。 当日は13:30より旭川駅前を出発して初めの訪問地「高砂酒造」にて普段は入ることが出来ない製造ルートを拝見させて頂きました。ここでは高砂酒造で使用する旭川産の酒米の使用率等も伺う事ができました。 2件目に寄らして頂いたのは酒米生産農家であり上川地区酒米生産協議会会長である今野雅義様の圃場を見学しました。市内の酒米生産地は殆どが永山地区であり現在は14農家で77haを生産しています。参加された方は実際に生育 されている酒米の稲を見るのは初めてです。見た目は殆ど食米の稲と変わりはありませんが生産者の苦労や思い、日本酒に関わる事への意義などを聞くことが出来て、これまで持たれていた観想から変わった思います。 最後は「男山酒造」にて参加者全員が白衣に着替え製造工程を見学。途中では決して入室出来ない麴室まで入る事ができました。今回のツアーを通じて参加者は改めて「旭川の大事な産業」と考えて頂けたと思います。 これからも「あさひかわの地酒」を末永く愛飲頂けますようよろしくお願い致します。お世話になった皆様、大変ありがとうございました。ガイド疲れましたわ。